ここに一台のゲーム機がある。名前はスーパーファミコンである。
任天堂が発売した２代目の家庭用ゲーム機。いわゆるファミコン世代と言われる３０以下の人間ならば多くの人が遊んだことのあるゲーム機だろう。
そこからは数多くの名作が生まれ、ユーザーには数多くの想い出を残した。
今からすれば決して高性能とは言えないが、当時の技術の粋を集めて作られた最新鋭ゲーム機であった時代があった。
学校から帰るのが待ち遠しい、そんな子供達の夢の詰まったゲーム機であった時代があった。
友達が集まったとき、みんなの輪の中心でひときわ輝いていた時代が。
そんなＳＦＣの１０年間の歴史を少し振り返ってみよう。