ＳＦＣ発売から１０年間が過ぎた。
これまでに発売されたタイトルの数は１５００タイトル近い。
このうちＮＰで書き換えが可能なタイトルは１６４タイトル。００年の１２月１日をもって１６５タイトルとなる。しかし、これが１７０・１８０と増えていくかは分からない。
来年の３月に発売されるゲームボーイアドバンスはＳＦＣを上回る性能を持ち、ＳＦＣソフトの携帯ゲーム機への移植も増えそうである。また、ゲームキューブの発売の後には６４もその座を譲り、ＳＦＣと同じ位置へ下がってくるだろう。
そんな状況の中ではＳＦＣがいつまでサポートを受けられるかは分からない。
ＦＣも１０年目を超えて１１年目の９４年に発売されたソフトが最後となっている。幕引きの時期としては丁度良い頃合いなのかもしれない。
ゆっくりと身を引く名機。寂しげな姿にも思えるが、そこで発売された数多のゲームは個々の想い出の中にしっかりと根を下ろしていることだろう。